Project M Annex

日本近代文学・比較文学・表象文化論の授業や研究について、学生や一般の方の質問を受けつけ、情報を発信します。皆様からの自由な投稿を歓迎いたします。(旧ブログからの移転に伴い、ブログ内へのリンクが無効になっている場合があります。)

2007-01-01から1年間の記事一覧

様式史研究会第49回研究発表会・懇親会のお知らせ

下の記事に、懇親会のご案内を追加しました。「続きを読む」をクリックしてごらんください。

様式史研究会第49回研究発表会のご案内

恒例の様式史研究会(第49回研究発表会)を下記の予定で開催します。 どなたでも参加できます。参加無料です。 お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。 お問い合わせはここにコメントを書き込むか、またはProject Mのメールアドレスまでどうぞ。 日時 2…

教養教育ワークショップ

平成19年度 山形大学教員研修会「第9回教養教育ワークショップ」 ・日時: 平成19年8月9日(木) ・場所: 山形大学教養教育棟 ・主催: 山形大学教育方法等改善委員会・高等教育研究企画センター ・日程 9:30 受付 10:00 開会 学長あいさつ 10:15 【第1…

テクストと場所

1週間後に川端文学研究会というある日、有島武郎研究会のシンポジウムをサボって、私は一人浅草に出かけました。当時はまた鬼のように学会・研究会にこまめに顔を出していたものです。川端の方で、『浅草紅団』を横光利一の『上海』と比較して、都市文芸の…

韓国日本近代文学会

2007年4月7日、韓国・ソウルの韓国外国語大学で開催された韓国日本近代文学会の春季大会にお招きをいただきました。この大会のテーマである村上春樹について、基調講演をしてほしいということでした。韓国でも、他の国々と同様に村上春樹は人気の高い作家で…

表象のパラドックス2

『意味という病』というのは、有名な柄谷行人氏の著作ですが、表象に常に意味があるという発想には、いまや単純に肯(うなず)くことはできません。 テクスト化、もしくは構造化は、一般には高度な、または高次元の意味を作り出す方法であると信じられてきま…

東京は人が多すぎる(『東京物語』2)

『東京物語』は、パラマウント社の映画で、レオ・マッケリー監督の『明日は来たらず』と関係が深いことが指摘されています。こちらは老夫婦が子どもたちの家で厄介者にされ、見ず知らずの他人に親切にされる話ですが、二つの映画が決定的に異なるのは、一方…

言葉の音楽(『東京物語』1)

小津安二郎監督の『東京物語』で、戦死した次男の嫁である紀子(原節子)のアパートに、義母・とみ(東山千栄子)が泊まるシーンがあります。長男も長女も悪気はないけれど、生活に余裕がなく、尾道から出て来た老父母を大事にしません。熱海の旅館でも休め…